モバイルファクトリーが後場急伸、通期業績予想は下方修正したが株主優待の新設を好感

■第3四半期決算は営業利益は同2.9%増など各利益とも増益

 モバイルファクトリー<3912>(東証スタンダード)は10月25日の13時に第3四半期決算と株主優待制度の新設などを発表。12月通期予想は下方修正したが、株価は急激に上値を追って一時10%高の915円(84円高)まで上げ、約3か月ぶりに年初来の高値を更新した。その後も5~6%高で商盛となっている。

 第3四半期決算(2024年1~9月・累計、連結)は売上高が前年同期比3.8%減だったが、営業利益は同2.9%増など各利益とも増益だった。ただ、12月通期の連結業績予想は、イベントの不調などがあり売上高は前回予想を下回る見通しとなった。このため、12月通期の売上高は前回予想を8.2%下方修正し、営業利益は同4.6%下方修正した。

 一方、株主優待は、初回基準日を26年3月とし、以降は毎年3月末日、9月末日現在で1000株以上を1年以上継続保有する株主を対象として、各1万円分(年間合計2万円分)のデジタルギフトを贈呈するとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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