味の素が買い気配のまま急伸、業績予想の増額修正、自社株買い、株式分割など好感

■株式分割は来年3月末を基準日として2分割

 味の素<2802>(東証プライム)は11月8日、買い気配のまま6000円(109円高)に乗り、急激に出直って始まった。7日の15時半に第2四半期決算と通期業績予想の増額修正、自己株式の取得(自社株買い)、株式分割を発表し、買い材料視されている。株式分割は、2025年3月31日時点の株主の保有株を1株につき2株の割合で分割するとした。

 自己株式の取得(自社株買い)は、取得株式総数1000万株(上限、自己株式を除く発行済株式総数の1.98%)、取得総額400億円(上限)、取得期間は2024年11月8日から25年1月31日までの予定。市場買付と立会外買付取引(ToSTNeT-3)による買付を併用する。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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