マーチャント・バンカーズがクラウドファンディングを活用し地方創生型M&Aを推進

マーチャント・バンカーズ

■第1号として伊香保温泉の和モダンホテルなどの創生に着手

 マーチャント・バンカーズ<3121>(東証スタンダード)は11月25日、8月下旬に資本業務提携を行った株式会社ColorsJapan(大阪市中央区、以下ColorsJapan社)と共同でクラウドファンディングによる資金を活用した地方創生型のM&Aに取り組むと発表した。その第1号案件として、伊香保温泉「明野屋」など、ColorsJapan社のホテル・旅館プロジェクトのクラウドファンディングについて、クラウドファンディング事業者とその準備に着手した。

■業務提携したColorsJapan社と共同でM&Aを強化

【以下、発表文】(敬体略)
 当社は、2024年6月17日付開示資料「株式会社ColorsJapan(大阪市中央区、ColorsJapan社)との業務提携によるM&A強化に関するお知らせ」及び同8月19日付開示資料「ColorsJapan社との資本業務提携に関するお知らせ」にてご案内した通り、ColorsJapan社との業務資本提携により、M&Aを強化することとしている。

 ColorsJapan社は、ホテル・旅館の再生など、地方創生型のM&Aに積極的に取り組んでいるが、今般、当社とColorsJapan社は、貸付型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)による資金を活用し、共同して、地方創生型のM&Aに取り組むこととした。
 その第1号案件として、伊香保温泉「明野屋」など、ColorsJapan社のホテル・旅館プロジェクトのクラウドファンディングについて、クラウドファンディング事業者と準備に着手した。
 クラウドファンディングにより、プロジェクト資金を広く募ることにより、また、クラウドファンディングの投資家の皆様への配当の一部として宿泊券を配布することにより、ホテルや旅館の知名度を高めることももくろんでいる。

 当社は、「キタムラ」や「ホテル日航茨木」の再生など、事業再生プロジェクトに取り組んできたが、上場会社として、当社が、地方創生型のM&Aプロジェクトに参画することにより、クラウドファンディングによるスムーズな資金調達に努めるとともに、当社からの投資その他のバックアップにより、地方創生に貢献し、投資事業として、取り組んでいく。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■ガソリン・軽油の暫定税率廃止法成立  ガソリン暫定税率廃止法は11月28日に成立し、ガソリン税2…
  2. ■うつ・統合失調症・発達障害を脳から理解する、最前線研究を平易にまとめた一冊  翔泳社は11月25…
  3. 【新築マンションの短期売買を分析】  国土交通省は11月25日、三大都市圏および地方四市の新築マン…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■「大きく産んで小さく育てる」IPO市場、期待裏切る後半戦  48勝2分10敗である。2025年の…
  2. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  3. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  4. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  5. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  6. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る