読売新聞社、新株価指数「読売333」創設へ、日本経済の新たな指標に

■333社を均等に反映、より幅広い投資家のニーズに応える

 読売新聞社は11月28日、来年3月に「読売株価指数(読売333)」を創設すると発表。この指数は、日本を代表する上場企業333社を対象とし、「等ウェート型」を採用することが最大の特徴である。従来の時価総額加重型や株価平均型とは異なり、すべての銘柄を同じ比率で組み入れることで、大企業に偏らない幅広い株式市場の動向を反映する。

■新NISAとの連携も視野に、国民の資産形成を支援

 大手資産運用会社は、読売333に連動した投資信託の組成を準備している。読売新聞社は新NISA(少額投資非課税制度)の対象指数化も目指しており、投資家の資産形成を支援する新たな選択肢を提供する。この取り組みは、日本経済の長期的な成長を可視化し、国内外からの投資を促進する狙いがある。

 読売333は、日本経済の成長を捉える新たな指標として期待されている。「長期・積み立て・分散」の投資戦略に対応し、投資家に日本経済の動きを知る新しい物差しを提供する。これにより、企業の成長の果実を投資家のみならず国民に広く還元する「経済の好循環」の実現を目指していく。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■半導体パッケージの微細化に対応、LDI露光で1.0μm幅パターンを実現  旭化成<3407>(東…
  2. ■物流費やエネルギーコストの上昇受け、企業努力では限界  亀田製菓<2220>(東証プライム)は5…
  3. ■約100種類の実践講座で次世代エンジニアを育成  トヨタグループ5社は5月22日、AI・ソフトウ…
2025年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

ピックアップ記事

  1. ■祝日と金融政策が交錯する7月  7月は、7月21日が「海の日」が国民の祝日に制定されてからフシ目…
  2. ■「MMGA」効果の造船株・海運株は「海の日」月間キャンペーン相場も加わり一段高を期待  あと1カ…
  3. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  4. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  5. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  6. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る