JIAは第3四半期も大幅増益で純利益は前年同期比2.6倍に

株式市場 銘柄

■オペリース投資商品、太陽光発電ファンドなど引き続き好調

 M&Aアドバイザリー業務やオペレーティング・リース商品を中心とした事業投資商品の組成、販売、管理などを行うジャパンインベストメントアドバイザー(JIA)<7172>(東マ)は29日の15時過ぎに2015年12月期の第3四半期決算(1~9月累計、連結)を発表した。オペリース組成過程で引き合いが途絶えることがないなどの好調な状態が継続し、売上高は前年同期比2.8倍の18億2500万円となり、営業利益は同じく2.7倍の8億500万円に、純利益は同2.6倍の4億4900万円になった。

 中核事業であるオペレーティング・リース事業では、航空機部門、コンテナ部門ともに組成サイドからの引き合いが途絶えることがなく、潜在的な案件数は豊富な状態が続いており、また、販売サイドでは、顧客紹介などの契約を締結している全国の金融機関や会計事務所、コンサルティング会社などと綿密に連携し、全国に広がる投資家にそれぞれのニーズに合致した商品の成約に至っている。

 また、2014年5月に開始した事業投資ファンド(太陽光発電事業)は為替リスクのないことや収益の安定性などから投資家のニーズが非常に高く、販売開始から短期間で完売する状態が続いた。2014年8月に開始したプライベート・エクイティ投資事業なども寄与した。

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