小林製薬が業績予想の増額や自社株買いなど好感し出直り強める

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 小林製薬<4967>(東1・売買単位100株)は前場4.7%高の9430円(420円高)まで上げて出直りを強めた。29日の取引終了後に第2四半期決算を発表して3月通期の予想を増額修正し、自己株取得(自社株買い)と9月中間配当の増額も発表。好感買いが広がった。自社株買いの上限株数は120万株(発行株数の2.9%)、実施期間は10月30日から2016年3月24日。また、増額後の通期予想1株利益は326円64銭。株価が1万円まで上がればPERは30倍に乗るが、たとえばアース製薬<4985>(東1)は同30倍台なかばで推移しているため、まだまだ割安と言える。

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