【株式市場】前場の日経平均は76円高、一時17円安まで軟化したが金利据え置きなど好感

◆日経平均は3万8889円95銭(76円37銭高)、TOPIXは2716.90ポイント(3.07ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は11億509万株

 12月20日(金)前場の東京株式市場は、日銀の政策金利据え置きなどを受けた円安進行が好感され、日経平均は136円高で始まり、午前10時頃には17円安まで軟化したが11時には226円高まで上げ、前引けも堅調だった。6日ぶり反発基調。半導体関連株に安い銘柄が散見された一方、金利据え置きが好感されて三井不<8801>(東証プライム)などが上げ、日本郵船<9101>(東証プライム)などの海運株も高い。ホンダ<7267>(東証プライム)は反発など自動車株もしっかり。

 日本リーテック<1938>(東証プライム)が急伸し、政策保有株の売却資金の全額を配当に充当する大幅増配が好感され活況高。ウインテスト<6721>(東証スタンダード)はエックス線3D検査装置を買う相場の調整が半値押し水準に届いたとされ調整一巡感から急反発。グッドライフ<2970>(東証スタンダード)は自社株買いなど好感され急反発し出直り急激。ispace<9348>(東証グロース)は台湾の月面探査計画に関わる覚書を交わしたとの発表など好感され一段と出直り拡大。

 東証プライム市場の出来高概算は11億509万株、売買代金は2兆1924億円。プライム上場1643銘柄のうち、値上がり銘柄数は945銘柄、値下がり銘柄数は628銘柄。

 東証33業種別指数は24業種が値上がりし、不動産、石油石炭、輸送用機器、建設、サービス(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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