GFA、ドバイNo.1の進出支援企業と業務提携、日本最大級ミームコイン「NYAN」を追加購入

■メタバース・暗号資産事業の拡大視野に、富裕層マーケティングを強化

 GFA<8783>(東証スタンダード)は12月23日、世界有数の金融都市として急成長を遂げるドバイにおいて、法人設立及び個人の移住支援のリーディングカンパニーであるMDSと業務提携すると発表。不動産・金融事業を主軸とする同社は、メタバース空間の展開や暗号資産関連事業を新たな収益の柱として成長させることを目指していく。

 近年、世界中の富裕層がドバイに集中し、不動産価格の高騰や世界的な暗号資産取引所の本社移転など、ビジネスチャンスが拡大している。また、日本の富裕層からもドバイ国内の様々なアセットへの投資について多くの問い合わせが寄せられており、当社グループの取引先や顧客のニーズに応える形での進出となる。

 MDS社は、ドバイにおける日本企業及び個人向けの進出支援実績No.1を誇り、アジアや欧米の小規模事業者向けマーケティング事業では累計3万社の集客実績を持つ。同社は日本、フィリピン、ドバイで飲食店やエステサロンを展開し、SNSアカウントの総フォロワー数は100万を超えるなど、国内外で強い影響力を持っている。今後はドバイに限らず、アジア地域における海外進出支援も予定している。

■子会社のGFA Capital、日本最大級ミームコイン「NYAN」を追加購入

 また、GFAの子会社GFA Capitalは、「Nyanmaru Coin($NYAN)」の追加購入を実施したことを発表。追加購入の主な要因は、マルハンエコシステム内での活用期待、運営保有ウォレットの透明性確保、SNSフォロワー数の急増である。同コインは、パチンコホール大手のマルハンが展開する「にゃんまる」をモチーフとしたミームコインであり、日本発のIPとしては最大の時価総額を誇っている。

 GFA Capital社は暗号資産を戦略的準備資産と位置付け、中長期的な視点でディーリング業務に取り組んでいく方針である。同社は暗号資産市場の発展に伴う新たなビジネス機会を積極的に取り込み、グループ全体の企業価値向上を目指している。なお、同件による連結業績への直接的な影響はないとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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