アイビーシーが株式分割など好感しストップ高となりモミ合い離脱に注目

株式市場 銘柄

 ネットワークシステムの性能監視ツールなどを開発するアイビーシー<3920>(東マ・売買単位100株)は取引開始後30分少々でストップ高の8900円(1500円高)に達し、値上がり率は20.3%で東証マザーズ銘柄の1位を争う展開になっている。30日付で2015年9月期の決算見通しの増額修正と株式分割を発表し、好感されている。株式分割は11月30日現在の株主を対象として1株につき4株を交付するとした。分割の権利取りなどに向けて相場が一段と盛り上がる可能性が出てきたといえる。9月15日に上場し、高値は9月17日の1万2300円。その後は6610円(9月29日)と1万30円(10月9日)の間で大きなモミ合いを形成。モミ合いを抜け出すまでは相場特有の重力・引力が足を引っ張るとされるが、業績は高値をつけた頃より拡大する見込みになったため、モミ合い離脱に注目する様子がある。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■ガソリン・軽油の暫定税率廃止法成立  ガソリン暫定税率廃止法は11月28日に成立し、ガソリン税2…
  2. ■うつ・統合失調症・発達障害を脳から理解する、最前線研究を平易にまとめた一冊  翔泳社は11月25…
  3. 【新築マンションの短期売買を分析】  国土交通省は11月25日、三大都市圏および地方四市の新築マン…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■「大きく産んで小さく育てる」IPO市場、期待裏切る後半戦  48勝2分10敗である。2025年の…
  2. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  3. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  4. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  5. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  6. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る