あじかんは第2四半期を上方修正、赤字予想から一転黒字

株式市場 銘柄

■厚焼き玉子やごぼう茶を中心とした自社製造製品の需要が拡大

 あじかん<2907>(東2)は2日、今期第2四半期業績予想の上方修正を発表した。当初予想赤字から一転黒字化。

 第2四半期連結業績予想は、売上高は前回予想を9億円上回る192億円(前年同期比8.3%増)、営業利益は2億29百万円上回る1億09百万円(前年同期△1億28百万円)、経常利益は2億66百万円上回る1億36百万円(同26百万円)、純利益は1億61百万円上回る41百万円(同△25百万円)を見込む。

 売上高に関しては、厚焼き玉子やごぼう茶を中心とした自社製造製品の需要が拡大し、当初予想を上回る見込みとなった。

 利益面については、主要原料である鶏卵や魚肉すり身の価格が高値で推移したことに加え、円安による仕入れ価格の上昇などもあったが、売上拡大に伴う販売利益の増加、生産稼働率の向上に伴う製造原価の低減などにより、当初予想を上回る見込みとなった。

 通期については、原材料価格、為替など不透明感があることから当初予想を据え置いている。

 若返りの南雲先生おすすめの焙煎ごぼう茶の人気もあり、下期の売上拡大を期待したい。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■ガソリン・軽油の暫定税率廃止法成立  ガソリン暫定税率廃止法は11月28日に成立し、ガソリン税2…
  2. ■うつ・統合失調症・発達障害を脳から理解する、最前線研究を平易にまとめた一冊  翔泳社は11月25…
  3. 【新築マンションの短期売買を分析】  国土交通省は11月25日、三大都市圏および地方四市の新築マン…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■「大きく産んで小さく育てる」IPO市場、期待裏切る後半戦  48勝2分10敗である。2025年の…
  2. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  3. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  4. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  5. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  6. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る