日本エム・ディ・エムが5日ぶり反発、第2四半期の売上高は中間期として最高

■一部にはトランプ氏の政策が追い風になるとの見方もある様子

 日本エム・ディ・エム<7600>(東証プライム)は1月15日、朝方の592円(3円安)を下値に持ち直し、後場も13時にかけては602円(7円高)と5日ぶりの反発相場に転じている。人工関節など整形外科領域の医療機器を中心に「商社機能」と「開発主導型メーカー機能」を融合した独自の事業を展開し、米国子会社が開発した製品の輸入も行う。一部にはトランプ次期米国大統領の政策が追い風になるとの見方が出ているようだ。

 第2四半期(2024年4~9月・累計:中間期)の連結売上高は118.17億円(前年同期比+7.9%)となり、中間期としては最高を更新した。利益面では円安がマイナスに作用する上、24年4月に実施された償還価格引下げが響いているが、それでも今期・25年3月期の連結業績予想は経常利益を18.50億円(前期比0.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益を13億円(同2.2%増)と増益を見込む。自社製造能力強化による製造原価低減や新製品をテコにした新規顧客獲得などを推進している。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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