総医研ホールディングスが急騰、子会社のNRLファーマがVarinosと共同でラクトフェリンを用いた新たな特許を取得

■妊娠率向上と流産・早産リスク低減へ、新たな特許技術確立

 総医研ホールディングス<2385>(東証グロース)は2月7日、27円高(17.88%高)の178円(9時29分)まで上げて急騰している。。同社は2月6日、子会社のNRLファーマが、Varinosと共同でラクトフェリンを用いた新たな特許(特許第7580697号)を取得したと発表。同技術は、子宮内フローラの改善を通じて不妊患者の妊娠確率を向上させるだけでなく、妊娠後の流産や早産のリスクを抑制することを可能にする。これにより、妊活中の女性から妊娠期のサポートまで、幅広い層への貢献が期待される。

 同特許は、既存の特許(特許第6831548号)を基に、新たに妊娠中のリスク低減機能を追加したもの。NRLファーマは、腸溶性ラクトフェリン技術を活用した機能性食品の開発・販売を手がけており、同特許によりラクトフェリン製品の市場導入を拡大する方針を示している。ただし、当期業績への影響は軽微と見込んでおり、今後公表すべき事項が生じた際は速やかに開示するとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■歯周病の進行抑制に向け、老廃物除去と免疫調整の2軸で研究  ライオン<4912>(東証プライム)…
  2. ■バリア性能と印刷適性を両立、2030年までに10億円売上目指す  大日本印刷<7912>(東証プ…
  3. ■胃がん・大腸がん対策で「Train the Trainerプログラム」を展開  オリンパス<77…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  2. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…
  3. ■金先物相場を背景に産金株が収益拡大の余地を示す  東京市場では金価格の上昇を背景に産金株が年初来…
  4. ■大統領の交渉術が金融市場を左右し投資家心理に波及  米国のトランプ大統領は、ギリシャ神話に登場す…
  5. ■価格改定効果に加え9月以降の値上げで業績上乗せが期待される銘柄  今週の当コラムは、9月に価格改…
  6. ■9月1日に値上げラッシュの食品株は日銀バトルで小緩んでも株高持続性  まさに「パウエル・プット」…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る