【株式市場】日経平均は反落312円安、後場は決算発表銘柄に一喜一憂の様子で一段軟化

◆日経平均は3万9149円43銭(312円04銭安)、TOPIXは2759.21ポイント(6.38ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は20億3450万株

 2月14日(金)後場の東京株式市場は、12月締めの決算発表がピークを迎え、13時に四半期決算を発表したENEOSホールディングス<5020>(東証プライム)は急伸した一方、大王製紙<3880>(東証プライム)は値を消すなど、下げる銘柄も少なくなく、日経平均は13時過ぎに前場の安値を割り込みながらジリ安傾向のまま大引けは前日比反落となった。

 後場は、ヤマタネ<9305>(東証プライム)が一段ジリ安基調となり政府の備蓄米放出が影響の見方。メニコン<7780>(東証プライム)は14時に発表した四半期決算と株主優待の拡充が好感され一気にプラス転換。SCREENホールディングス<7735>(東証プライム)も14時の自社株買い発表が好感され急伸。サイバーリンクス<3683>(東証プライム)は14時に発表した12月決算と今期予想が好感されて急伸しストップ高。Amazia(アメイジア)<4424>(東証グロース)は新事業の開始などに期待集中し前場ストップ高に達したまま後場は大引けまで買い気配。レナサイエンス<4889>(東証グロース)も第3四半期の一部黒字転換が好感されて前場ストップ高に達したまま後場は大引けまで買い気配。

 東証プライム市場の出来高概算は20億3450万株(前引けは10億1887万株)、売買代金は4兆9571億円(同2兆5036億円)。プライム上場1640銘柄のうち、値上がり銘柄数は473(前引けは556)銘柄、値下がり銘柄数は1116(同1030)銘柄。

 東証33業種別指数は6業種(前引けは19業種)が値上がりし、石油石炭、電気機器、その他製品、銀行、電力ガス、情報通信、が高かった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国内初、HVO51%混合燃料が建設現場で稼働  大成建設<1801>(東証プライム)とユーグレナ…
  2. ■従来の制作プロセスを刷新しAI時代の人材育成を推進  武蔵精密工業<7220>(東証プライム)は…
  3. ■高速道路で手放し運転が可能に、新開発「Honda SENSING 360+」がACCORDの運転支…
2025年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

ピックアップ記事

  1. ■内需株に広がる「トランプ・ディール」回避の波  東京電力ホールディングス<9501>(東証プライ…
  2. ■日米関税交渉、7月9日に運命の日「90日猶予」迫る潮目  「三日、三月、三年」とは、潮目、変わり…
  3. ■祝日と金融政策が交錯する7月  7月は、7月21日が「海の日」が国民の祝日に制定されてからフシ目…
  4. ■「MMGA」効果の造船株・海運株は「海の日」月間キャンペーン相場も加わり一段高を期待  あと1カ…
  5. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  6. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る