トレジャー・ファクトリーは調整一巡感、月次売り上げ8か月ぶりに20%台の伸び率など再び上向く

■四半期決算発表後に26%上昇し15%調整、過熱感おさまる

 トレジャー・ファクトリー<3093>(東証プライム)は2月19日、1564円(49円高)まで上げた後も堅調に売買され、3週間ほど続いた調整相場から2日続けて出直っている。第3四半期決算発表(1月14日)を受けて1390円前後から1745円まで半月ほどで355円(約26%)上昇し、その後は昨2月18日の1485円まで260円(約15%)の調整を入れ、調整一巡感が強まってきたとの見方が出ている。

 2月7日に発表した1月の「月次売上概況(単体)」は好調で、全店売上は前年同月比21.3%増加し、24年6月以来8か月ぶりに20%台の伸び率となった。既存店は同10.6%増加し、同じく24年6月以来8か月ぶりに10%台の伸び率となった。

 第3四半期決算(2024年3~11月・累計/連結)は、売上高が前年同期比22.7%増加し、営業利益は同20.5%増加など、引き続き好調だった。3か月ごとにみた営業利益が増益に転換したため再び注目が強まったと見られている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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