トレジャー・ファクトリーは3週間ぶりに1400円台を回復、中旬の第2四半期決算発表に向け期待強まる

業績でみる株価

■利益率さらに改善、7月に業績予想を増額修正

 トレジャー・ファクトリー<3093>(東証プライム)は10月2日、次第に出直りを強め、午前10時半にかけて4%高に迫る1408円(48円高)まで上げて約3週間ぶりに1400円台を回復し、11時を過ぎても堅調に売買されている。今期・2024年2月期の連結業績予想を期初から連続最高益の見込みとし、7月にその予想を増額修正するなど、業績は好調。第2四半期決算(2023年3~8月・累計)の発表は10月11日頃を予定し、好決算への期待が再び強まる様子となっている。

 第1四半期(23年3~5月)の連結売上高は前年同期比22.7%増加し、引き続きリユースへの需要の強さを背景に、経常利益率は12.6%と前年同期からさらに改善した。こうした動向を受け、第2四半期連結決算(2023年3~8月・累計)の予想を営業・経常・純利益とも従来予想を15%上回る額に引き上げた。

 1万6千点の衣装から選べるゲストドレスレンタルサービス「Cariru(カリル)」について4月に挙式・披露宴の企画・運営などの株式会社エスクリ(東京都中央区)と提携するなど、需要拡大に向けた取組も積極推進している。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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