ヤマハの車載スピーカー技術、トヨタ中国向け新型電気SUVに採用

■ファミリー向けSUVの新たな価値を創出する音響システム

 ヤマハ<7951>(東証プライム)は3月10日、同社の車載スピーカーシステムが、トヨタ自動車<7203>(東証プライム)と広州汽車集団らによって共同開発された中国向け新型電気自動車「bZ3X」に採用されたと発表。このシステムは「COZY HOME」のコンセプトに合わせ、楽器製造で培った技術を活かした11個のスピーカーとサウンドマイスターによるチューニングで構成されている。

 ヤマハの車載オーディオシステムは「Brings Me Closer to the Artist」をキーワードに、音楽が生まれた瞬間の感動を届けることを目指している。車両の個性やコンセプト、ユーザーへの価値観と一体となったサウンドを専用設計することで、その車にふさわしい理想の音を実現する取り組みだ。

 「bZ3X」は広汽トヨタより2025年3月6日に発売された、広く快適で居心地の良い空間と高い知能化技術を組み合わせたファミリー向けSUVタイプのBEV(バッテリー式電気自動車)である。ヤマハは長年の楽器づくりで培った「本物の音」をテーマに、大人から子どもまですべての人々へ魅力的な音楽体験を届け、より豊かな人生を提供することを目指している。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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