ゴールドウインが一段と出直る、今3月期の収益予想を増額修正、好感買い先行

■経常利益は前回予想を23.6%上回る見込みに見直す

 ゴールドウイン<8111>(東証プライム)は3月26日、一段と出直る相場となり、午前10時にかけて6%高の8383円(452円高)まで上げ、今年2月7日以来の8300円台に進んでいる。前取引日の夜に今期・2025年3月期の連結業績予想の修正を発表し、各利益の予想を大幅に増額修正、好感買いが先行している。

 今3月期の連結業績予想は、売上高を前回予想比0.9%下方修正したが、受取配当金により営業外収益が増加したことや、販売費及び一般管理費等の見通しを更新したことなどにより、経常利益は同23.6%上回る見込みに見直し、親会社株主に帰属する当期純利益も同14.3%上回る見込みに見直した。営業利益は同16.0%増額修正した。売上高は下方修正したが事業面での収益は拡大していることが見て取れる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る