ケンコーマヨネーズは「2017年秋冬新商品発表会」を本社で開催

■新商品は「世界を旅するドレッシング パクチー」等の10アイテム

 ケンコーマヨネーズ<2915>(東1)は22日、「2017年秋冬新商品発表会」を本社で開催した。

 新商品は、「世界を旅するドレッシング(R)パクチー」、「トリプルバランス(R)ノンオイルたまねぎ」、「トリプルバランス(R)ノンオイル梅」、「トリプルバランス(R)ノンオイル柚子こしょう」、「味噌ジンジャーソース」、「じゃがいものピュレ」、「赤皮パンプキンサラダ」、「和彩万菜(R)さつまいものレモン煮」、「和彩万菜(R)鶏団子のみぞれ餡」、「冷凍極うまじゃこミックス」の10アイテム。

 「世界を旅するドレッシング(R)パクチー」は、『世界を旅するドレッシング(R)』シリーズの5アイテム目として開発された商品。日本でのパクチー人気が継続している中、今回同社が開発した商品は、独特の香りのパクチーやナンプラー、しょうが、にんにく、ピーナッツなど、タイ料理に欠かせない素材を加えたドレッシング。チリペッパーのピリッとした辛味とライム果汁の爽やかな酸味が絶妙なバランスとなっている。これ1本で、本格的なエスニック料理ができ、サラダ、麺、パンメニューなど幅広く使える。

 『トリプルバランス(R)』シリーズは、低カロリー(100グラム当たり40キロカロリー未満)、低糖類(100グラム当たり5グラム未満)、減塩(塩分50%以上カット)のノンオイルドレッシングシリーズ。「トリプルバランス(R)ノンオイルたまねぎ」は、100グラム当たり30キロカロリー、100グラム当たり1.5グラムの糖類、塩分は55%カット(※)している。たまねぎとシイタケを合わせて20%以上配合しているため、ヘルシーだが濃厚な味わいとなっている。

 「トリプルバランス(R)ノンオイル梅」は、100グラム当たり16キロカロリー、100グラム当たり0.7グラムの糖類、塩分55%カット(※)となっている。2種の梅を合わせて10%以上配合しているため、濃厚かつ華やかな味わいとなっている。

 「トリプルバランス(R)ノンオイル柚子こしょう」は、100グラム当たり27キロカロリー、100グラム当たり0.7グラムの糖類、塩分50%カット(※)の商品。国産の柚子こしょう、柚子皮を使用しており、柚子こしょうのピリッとした刺激の中に柚子皮の香りが広がるのが特徴。『トリプルバランス〓』シリーズは、シンプルな味わいで様々なメニューに使用できる汎用性の高い商品となっている。(※日本食品標準成分表2015「和風ドレッシングタイプ調味料」対比)

 「味噌ジンジャーソース」は信州赤味噌、米こうじ味噌、長期熟成味噌の3種類を独自にブレンドした深みのある味わいで、すりおろし生姜とみじん切り生姜を使用し、香りも食感も楽しめる。化学調味料、香料、着色料は不使用。海外でも醤油に続く日本の調味料として味噌の人気が高まっており、海外輸出も見据えた設計となっている。

 「じゃがいものピュレ」は、チルド商品ならではのおいしさ・簡便さが特徴。じゃがいもの風味を活かしたシンプルな味わいとなめらかな食感で、様々なメニューに使える。また、袋から出すだけで専門店の手作りのような美味しさを提供できる商品。

 「赤皮パンプキンサラダ」。かぼちゃ特有の青臭さがない赤皮かぼちゃを使用し、甘味や酸味を控えめにして甘系からホット総菜まで幅広いメニューに合うよう仕上げている。また、まぜると簡単になめらかなペースト状になり、幅広くアレンジが可能である。例えば、サラダ、デザート、コロッケ、総菜にも使える。ハロウィンからクリスマスにかけて、パンプキンサラダの需要は今後も増加が期待される。

 和惣菜シリーズ『和彩万菜(R)』は好評で、これまでに11商品が発売されている。今回は新たに「和彩万菜(R)さつまいものレモン煮」、「和彩万菜(R)鶏団子のみぞれ餡」の2商品が加わる。
 「和彩万菜(R)さつまいものレモン煮」はさつまいもの赤い皮と黄色い身のコントラストが鮮やかで、レモンの爽やかな香りとすっきりした酸味にさつまいもの甘味が引き立つ商品。国産さつまいもを使用し、ほくっとした食感が楽しめる。

 「和彩万菜(R)鶏団子のみぞれ餡」は、鶏団子、れんこん、角揚げ、にんじん大きめにカットした食べ応えのある商品。鬼おろしを使用しており、固形感のあるみぞれ餡が楽しめる。味わいとしては、鶏団子とかつおエキスの旨みがしっかりと溶け込んでいる。どちらも居酒屋の一品メニューやホテルのバイキングメニュー等をターゲットとしている。賞味期間は冷蔵3カ月と長いのも特徴。

 「冷凍極うまじゃこミックス」は、人手不足の外食産業にとって魅力のある、時短、簡便に対応した商品。解凍するだけで簡単に使用でき、ちりめんじゃこ、ごぼう、レンコン、ごま、生姜にかつおぶしを加えた食欲をそそる味わい。ご飯との相性が良く、豆腐サラダ、うどん、中華麺などに合う。

 同社の業績は、最高益更新を継続中であることから窺えるように、同社の開発した商品は外食産業をはじめとする食品業界で人気があるため、今回紹介された秋冬新商品も注目を浴びるものと期待される。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る