山善、INSOL-HIGHとヒューマノイドロボット社会実装へ業務提携

■現場改修不要の汎用性高いロボットプラットフォームを構築

 山善<8051>(東証プライム)のトータル・ファクトリー・ソリューション支社は4月9日、INSOL-HIGHと業務提携契約を締結したと発表。両社は日本初となるヒューマノイドロボットの社会実装に向けた共同プロジェクトを推進し、製造業・物流業界の自動化と生産性向上を目指す。

 ヒューマノイドロボットは現状の人手作業中心の現場にそのまま活用できるのが最大の特長だ。大規模な改修や設備変更を必要とせず、単機能型のロボットと比べて実効性・汎用性に優れている。本提携では、山善の自動化ノウハウや販売ネットワークとINSOL-HIGHのWESや物流ノウハウを組み合わせ、様々な現場に適応可能なヒューマノイドロボットの社会実装を目指す。

 両社は山善の物流施設での実証実験を進め、ヒューマノイドロボットの最適化、WESと連携した次世代オペレーションの構築、そして2026年以降の本格導入と事業拡大を計画している。人手不足が深刻化する中、この取り組みによって生産性向上などの課題解決に寄与していく方針だ。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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