ヘッドウォータース、次世代フィジカルAI市場に本格参入、AIエージェント技術で自律思考ロボット推進

■国家戦略が後押し、生産性革命へ向け実装強化

 ヘッドウォータース<4011>(東証グロース)は11月18日、同社が独自開発するAIエージェント技術「Agentic RAG」を核に、次世代フィジカルAI市場に本格参入すると発表した。従来ロボットが苦手としてきた現場判断や突発事象への対応力を強化し、「自律思考型フィジカルAIソリューション」としてエンタープライズ市場に提供する。国家戦略としてAIとロボットが推進される中、生産性向上や労働力不足解消に応える技術として位置づける。

 同社は、デジタルツイン、マルチモーダルAI、エッジ、クラウドにおける高度な実装力を強みに、NVIDIAやマイクロソフトと連携する。NVIDIAのOmniverseやJetsonを採用し、エッジ推論とデジタルツイン訓練を加速させるほか、Azureの技術基盤によりエンタープライズが求める高い信頼性とコンプライアンスを担保する。さらにSLMとVLMを組み合わせたマルチモーダルAI、ナレッジグラフによる高度推論、Agentic Work Flowの実行精度99%など、4つの差別化要素を提示し、安全かつ自律的に稼働するAIエージェント開発を推進する。

 今後は、製造現場における複雑な品質検査、物流倉庫の完全自動化、重要インフラ点検などへ展開するほか、AIが自律的に知識を更新する「Agentic Knowledge Graph」を統合し、自己進化型フィジカルAIを目指す。将来的には量子コンピューティング技術の活用可能性も探り、産業革新の中核を担う技術として市場拡大を図る。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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