ホンダ、新型UNI-ONEを大阪・関西万博で初披露、2025年秋から本格納入へ

■勾配対応力と航続距離を向上、2025年秋に企業・団体向け納入開始

 ホンダ<7267>(東証プライム)は4月11日、ハンズフリーパーソナルモビリティ「UNI-ONE」の新型を大阪・関西万博で初公開し、試乗体験を実施すると発表。新型モデルは、走行時のふらつき抑制や走行可能な傾斜路の勾配拡大(10度まで)、航続距離の延長(10km)など実用性が向上。2025年秋を目途に企業・団体向けに納入を開始する計画だ。

 UNI-ONEは体重移動だけで操作でき両手が自由に使える着座型パーソナルモビリティで、2023年以降、様々な企業や施設へ有償試験導入してきた。旧モデルは2025年1月に移動用小型車として型式認定を取得し、歩道での走行が可能となった。新型についても納入開始までに型式認定取得を予定している。

 大阪・関西万博では「スマートモビリティ万博」の「ロボットエクスペリエンス」内での展示と、「フューチャーライフ万博」の「フューチャーライフヴィレッジ」内での試乗体験を実施。試乗は会期中の週5日間、3台で行われる。また、本日からUNI-ONEの公式ウェブサイトも公開された。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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