JDSC、AIエージェント開発案件の受注が本格化で専門チームを大幅に増強

■製造から物流、サービスまでAI導入で課題解決と業務効率化を実現

 AIエージェント分野での案件受注が本格化する中、JDSC<4418>(東証グロース)は、専門チームを大幅に増強し、社会実装の加速に乗り出した。AIエージェントは、単なる自動化にとどまらず、利用者の目的を理解し、提案や意思決定支援まで担う存在として注目されている。これまでの取り組みを通じてJDSCは、調達・物流・営業・サービスなどの多様な業務に対し、現場起点のAIソリューションを提供してきた。

 調達領域では、需要予測に基づく仕入れ提案により発注業務の効率化を図り、物流ではシフト組みや配車計画の自動化によって工数削減を実現。営業・マーケティング分野では、営業行動の可視化や契約書処理の自動化など、現場に即した導入成果を上げている。さらに、製造業における不具合予兆検出や、高齢者向け配食業務における献立自動作成など、幅広い業界でAIの実用化を進めている。

 これらの実績を背景に、JDSCは産業全体へのAIエージェント展開をさらに強化する方針である。同社の強みは、AIアルゴリズムの開発力、実行まで一貫して支援する体制、大手企業との共同開発による横展開の実績にある。「UPGRADE JAPAN」を掲げる同社は、AIによる産業課題の解決を通じて、日本社会の変革に貢献していく考えである。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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