マルマエが再び出直る、トランプ関税からスマホ・半導体装置など除外とされ注目再燃

■業績は回復色強く高純度アルミ精製企業のグループ化も期待要因に

 マルマエ<6264>(東証プライム)は4月14日、反発基調となり、取引開始後は5%高の1139円(54円高)まで上げて再び出直っている。半導体製造装置の心臓部にあたる真空パーツなどを開発製造し、「米相互関税、スマホ・半導体装置除外、テックの現実に屈す、供給網、対外依存大きく」(日本経済新聞4月14日付朝刊)などと伝えられ、安心感が広がっている。

 4月4日に発表した第2四半期決算(2024年9月~25年2月・累計)は回復色を強め、顧客の過剰在庫が解消傾向になってきたことなどにより各利益とも前年同期比で黒字に転換した。4月8日には、高純度アルミ精製などを行うKMアルミニウム株式会社(福岡県)の株式取得の完了を発表。高純度素材の内製化が進む効果に期待が強まっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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