ラバブルマーケティングGの第2四半期は連結売上高が最高を更新、M&Aを積極的に実施、利益は減だが費用を吸収し計画比で順調

(決算速報)

■通期では増収増益を想定、中期計画では売上高を5年間で年10~15%成長めざす

 ラバブルマーケティンググループ<9254>(東証グロース)が6月13日午後に発表した2025年10月期・第2四半期の連結決算(中間期:2024年11月~25年4月・累計)は、売上高が13億27百万円(前年同期比21.5%増)となり、中間期としての過去最高を更新した。

 SNSマーケティング事業を中核として多角的に事業を展開し、この期間中には、株式会社ユニオンネットの株式取得や食インフルエンサーマーケティング事業「ライフインザキッチン」の譲受、タイ国内最大級の日本旅行コミュニティを有するインバウンドメディア「Talon Japan」の事業譲受などのM&Aを実施。上期累計売上高の15.5%をM&Aした企業・事業が占めた。中期経営計画に沿ったM&A戦略は順調に進捗した。

 利益面では、営業利益が1億6百万円(前年同期比27.1%減)、親会社株主に帰属する中間純利益54百万円(同33.0%減)となり、前年同期比では減だったが、M&Aに伴う費用増を吸収し、各段階の利益は計画に対して順調に進捗した。

 今期・25年10月期の連結業績予想は全体に前回予想を継続し、売上高は27億円(前期比24.9%増)、営業利益は1億50百万円(同9.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は80百万円(同10.2%増)を据え置いた。中期経営計画(25年10月期~29年10月期)では、5か年の成長イメージとして『非連続的・飛躍的な成長』をめざし、売上高の年間成長率10~15%を計画している。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■歯周病の進行抑制に向け、老廃物除去と免疫調整の2軸で研究  ライオン<4912>(東証プライム)…
  2. ■バリア性能と印刷適性を両立、2030年までに10億円売上目指す  大日本印刷<7912>(東証プ…
  3. ■胃がん・大腸がん対策で「Train the Trainerプログラム」を展開  オリンパス<77…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  2. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…
  3. ■金先物相場を背景に産金株が収益拡大の余地を示す  東京市場では金価格の上昇を背景に産金株が年初来…
  4. ■大統領の交渉術が金融市場を左右し投資家心理に波及  米国のトランプ大統領は、ギリシャ神話に登場す…
  5. ■価格改定効果に加え9月以降の値上げで業績上乗せが期待される銘柄  今週の当コラムは、9月に価格改…
  6. ■9月1日に値上げラッシュの食品株は日銀バトルで小緩んでも株高持続性  まさに「パウエル・プット」…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る