協立情報通信が急伸しストップ高、未定だった今期の業績・配当予想を開示、営業利益は20.8%増加の見込みとし買い殺到

■配当(期末のみ実施中)は1株55円(前期と同額)を予定

 協立情報通信<3670>(東証スタンダード)は6月19日、急伸相場となり、ストップ高の1971円(400円高、25%高)で始値をつけた後も1900円前後で売買され、約3週間ぶりに年初来の高値を更新した。18日の夕方、先の3月決算発表で未定としていた今期・2026年3月期の業績予想と配当予想を開示し、売上高を50億円(前期比11.7%増加)、経常利益は3億66百万円(同21.6%増加)などとし、好感買いが殺到した。

 同社は、NTTドコモ、日本電気(NEC)、日本マイクロソフト、オービックビジネスコンサルタント(OBC)、サイボウズ、の5社のサービスパートナーの商品を融合した「経営情報ソリューション」を企業別に提供する「ソリューション事業」と、NTTドコモショップの運営や法人向けサービスを行う「モバイル事業」が主軸。26年3月期の業績予想は、現時点で入手し得る情報に基づき、売上高を50億円(前期比11.7%増加)とし、営業利益は3億60百万円(同20.8%増加)、経常利益は3億66百万円(同21.6%増加)、当期純利益は2億56百万円(同49.7%増加)とした。配当予想(期末配当のみ実施中)は1株につき55円(前期と同額)の予定とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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