True Data、日販テクシードと間接材コスト適正化支援サービスで連携
- 2025/6/24 08:19
- IR企業情報

■企業のDX加速へ、コスト削減とIT投資を一体的に提案
True Data<4416>(東証グロース)は6月23日、間接材コスト適正化支援サービスの提供において日販テクシードとパートナー連携契約を締結したと発表した。日販テクシードは出版取次大手・日販グループのITソリューション企業であり、本連携により多業種への展開と販路拡大を図る。同サービスは、企業のDX投資原資の創出を目的とし、経費に含まれる間接材の支出を分析・適正化することで、持続的なコスト削減とDXの同時推進を目指すものである。
同支援サービスは、True Dataが2024年11月に事業譲受したコンサルティング領域に属し、総勘定元帳などをもとに費目の分析から調達実態の把握、シナリオ作成・実行、取引条件の交渉支援までを一貫して提供する。営業利益率5%の企業では100万円のコスト削減が売上2,000万円増に相当するとされ、すでに400社以上の企業で成果を上げてきた。日販テクシードは自社サービスと連携して顧客提案を行うことで、DX支援の幅を広げる構えである。
両社は今後、経費改革を起点に企業のDX基盤強化と競争力向上を支援していく考えだ。True Dataは、POS・ID-POSデータを活用したマーケティング支援にも強みを持ち、「攻めと守り」の両面からDXを支援する体制を整えている。日販テクシードの持つ出版業界や流通業界へのネットワークと技術対応力が合わさることで、持続的な企業価値向上への取り組みが期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)