ロゼッタは上場3日めに公開価格の5.3倍で初値つきPER100倍期待も

株式市場 銘柄

 ロゼッタ<6182>(東マ・売買単位100株)は24日、取引開始直後に公開価格695円の5.3倍の3705円で売買が成立して初値がつき、その後4405円まで上げて売買をこなしている。19日に新規上場となり、AI(人工知能)技術を活用した自動翻訳サービスなどを行い、上場初日と2日目は買い殺到のまま気配値を上げ続けていた。

 2016年2月期の業績見通し(連結)は、売上高が前期比11.5%増の15.63億円、営業利益が同49.3%増の1.93億円、純利益は同32.7%増の1.25億円。1株利益は64.65円。初値でのPERは57倍になるため、たとえば翻訳センター<2483>(JQS)の同23倍前後との比較では大幅な割高になるが、AI関連株として期待の強いニューフェイスとあって、上場直後の相場ではPER100倍まで上げてもそれほど驚きはないとの見方が出ている。

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