情報戦略テクノロジー、x3dと業務提携でAI内製化支援を強化
- 2025/7/22 07:46
- IR企業情報

■「人間中心のAI」とシステム内製支援を融合、共同研究や人材交流も
情報戦略テクノロジー<155A>(東証グロース)は7月18日、生成AI分野における知見を持つx3d株式会社(東京都港区)との業務提携を発表した。生成AIを活用した企業のDX支援強化を目的に、同社のシステム内製支援サービスとx3dの人材育成ノウハウを融合させ、企業価値向上を図る構えである。同提携は軽微基準に該当するが、投資判断に資する情報として任意に開示された。
提携内容は三本柱で構成される。まず、x3dの知見を活かした共同研究と社員教育を通じ、同社グループのエンジニアが最先端のAIスキルを習得する。次に、同社がx3dの生成AI関連プロジェクトへ専門人材を提供し、両社のソリューションを統合して共同展開を行う。さらに、顧客紹介や新規事業の共同開発を通じた包括的な連携を進め、DX推進に向けたシナジー創出を目指す。
x3dは2023年設立のベンチャーで、「人間中心のAI」による支援事業を展開している。資本・人的関係はない。今回の業務提携に伴う2025年12月期の連結業績への影響は軽微と見込まれているが、中長期的にはDX支援力強化を通じた企業の国際競争力向上が期待されている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)