モリタHD、廃棄物処理施設向け危険検知システム「Flare eye」発売

■可視・赤外・紫外の複合監視で初期火災を検知、2026年1月販売開始

 モリタホールディングス<6455>(東証プライム)は12月17日、廃棄物処理施設向け危険検知システム「Flare eye(フレアアイ)」を開発し、2026年1月から販売を開始すると発表した。リチウムイオン電池など二次電池に起因する火災の増加を背景に、火災の初期兆候を早期に捉えることで、人的被害や設備損傷、長期停止による地域インフラへの影響を抑える狙いだ。主な導入対象は、廃棄物処理施設を運営する自治体および民間事業者である。

 近年、スマートフォンやモバイルバッテリーに使用されるリチウムイオン電池が一般廃棄物に混入し、破損や衝撃を契機に発火する事例が増えている。関連火災の半数以上が廃棄物処理施設で発生しており、設備の損傷や稼働停止はごみ処理の停滞を通じて地域の生活基盤に大きな影響を及ぼす。同社グループはこうした社会課題への対応として、同システムを開発した。

 「Flare eye」は可視カメラ、赤外線カメラ、紫外線センサーの3種の情報を組み合わせ、炎をリアルタイムで検知し警報を発する点が特長である。異常検知時には映像を自動録画し、ループ再生によって見逃しを防止する。販売価格は施設規模やレイアウトに応じた個別見積とし、今後は消火設備と組み合わせた高度な防災ソリューションの開発も進め、事業継続性と地域安全の向上に貢献するとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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