【この一冊】プロが読む次の一手、「会社四季報プロ500」2026年版を発売

■厳選500銘柄と相場テーマで2026年を展望

 東洋経済新報社は12月17日、「会社四季報プロ500 2026年 新春号」(定価1,880円・税込)を発売した。プロの視点で厳選した500銘柄を収録し、「新次元を開く日本株」を軸に、2026年相場の方向性と有望銘柄を提示する一冊である。チャート分析と最新の業績予想を組み合わせ、個人投資家にも理解しやすい構成とした点が特徴だ。

 同書は「本命銘柄70」「深掘り銘柄30」「期待銘柄200」「注目銘柄200」と段階的に整理し、索引や各種ランキングによって銘柄探索の実用性を高めている。「好業績」「防衛/セキュリティ」「高圧経済」「副首都構想」「AI普及」「再エネ蓄電」など具体的な相場テーマを掲げ、背景解説と関連企業を結び付けて解説する構成は、テーマ投資の入門書としても有効である。

 このほか、袋とじ企画の「お宝8銘柄」をはじめ、注目ランキング、チャートを用いた売買判断の解説、株式用語の基礎まで網羅し、分析から実践までを一冊で完結させている。情報量は多いが視覚的整理が行き届いており、長期投資で成長株を探す読者にとって、2026年相場を見通す指針となる内容と言える。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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