コンヴァノ、ビットコイン活用の新事業「オプション取引によるインカム戦略」を開始

■現物購入と異なるオプション売却で安定収益を確保

 コンヴァノ<6574>(東証グロース)は8月5日、暗号資産ビットコイン(BTC)を対象とした機関投資家向けのインカム戦略「ビットコイン・インカム事業」の開始を発表した。週次オプション取引を活用し、価格変動リスクを抑えつつプレミアム収入を得る仕組みを採用する。本事業は、2025年8月4日に公表された「21,000ビットコイン補完計画」を補完する位置付けで、独立採算型の新規事業として展開する。

 同社は、全額現金担保によるキャッシュ・セキュアード型プットオプションの売却を通じて、BTCの平均取得単価を市場水準より低く抑えることを狙う。レバレッジを用いず、資本保全を重視した運用体制とし、2026年3月期中には初期枠として300億円を充当する計画である。この資金はオプション担保、現物取得、リスク管理システム構築に使用される予定であり、資金調達は株式希薄化を回避する方針のもとで進められる。

 当面の収益目標はオプション料による年率10%、30億円のリターン確保にある。なお、ビットコイン保有資産の再投資は想定しておらず、価格急変や規制変更による業績への影響も踏まえ、2026年3月期連結業績予想への反映は現在精査中としている。進捗や見通しの変更があれば、速やかに開示する方針である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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