ソフトフロントホールディングス、AIデータセンター向けコンサルティング業務を開始

■オンプレミス・クラウド型向けに特化した支援体制を構築

 ソフトフロントホールディングス<2321>(東証グロース)は8月5日、AIデータセンター事業におけるコンサルティング業務の開始を発表した。これは、同社が進める新規事業領域への戦略的展開の一環であり、プライベートクラウドおよびオンプレミス型のインフラ構築に特化した知見を活用し、関連業者にノウハウを提供する体制を整備したものである。初弾として、大阪府堺市でのAIデータセンター開設支援に参画する。

 同社は、建設工事や運用システムの設計、営業基盤の整備といった各フェーズで最適化されたノウハウを蓄積しており、それをもとに本格的なコンサルティング業務に乗り出す。AI生成においては情報の秘匿性が重要となるため、企業ごとのカスタマイズが可能なプライベートクラウドやオンプレミスのニーズが高まっている。これに応える形で、同社のAIデータセンターは個別要件に対応した設計とセキュリティ体制を重視している。

 当該事業は新設の新規事業推進室が担当しており、今後も積極的な事業拡大を図る方針である。また、同時に進めているクリーンエネルギー事業に関しても、候補地選定や関係企業との協議が継続中であり、進展があり次第公表する予定。なお、本件に関する特別な支出はなく、業績への影響については現在精査中としている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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