ヒーハイスト、26年3月期1Q減収赤字も通期黒字転換へ、直動機器のスマート生産で増益狙う

 ヒーハイスト<6433>(東証スタンダード)は8月8日に26年3月期第1四半期連結業績を発表した。主力の直動機器の需要回復遅れなどで減収・赤字だった。ただし通期2桁増収・黒字転換予想を据え置いた。直動機器のスマート生産を実践して生産増強および販売拡大を図る方針だ。中長期的には直動機器の需要拡大が予想され、積極的な事業展開で収益回復基調を期待したい。株価は水準を切り上げて戻り歩調の形だ。目先的には第1四半期業績を嫌気する動きが優勢になる可能性もあるが下値限定的だろう。

■26年3月期1Q減収・赤字だが通期黒字転換予想据え置き

 26年3月期第1四半期の連結業績は売上高が前年同期比10.8%減の4億64百万円で、営業利益が49百万円の損失(前年同期は54百万円の損失)、経常利益が58百万円の損失(同52百万円の損失)、親会社株主帰属四半期純利益が45百万円の損失(同38百万円の損失)だった。

 主力の直動機器の需要回復遅れなどで減収・赤字だった。部門別売上高は、直動機器が工作機械関連の需要回復遅れや中国市場からの受注停滞の影響で23.1%減の2億75百万円、精密部品加工がレース用部品の減少で11.7%減の1億04百万円、ユニット製品が半導体製造装置向けステージ製品や中国市場の医療用分析機器および半導体関連装置向け球面軸受の増加で92.6%増の84百万円だった。

 通期連結業績予想は据え置いて売上高が前期比10.8%増の24億86百万円、営業利益が68百万円(前期は1億21百万円の損失)、経常利益が57百万円(同1億89百万円の損失)、親会社株主帰属当期純利益が34百万円(同2億03百万円の損失)としている。配当予想は前期比1円増配の2円(期末一括)としている。予想配当性向は36.3%となる。

 第1四半期は減収・赤字だったが、通期ベースでは強化した生産設備の生産能力を生かした直動機器のスマート生産を実践し、生産増強および販売拡大を図る方針だ。また利益率が低い型番のスクラップ・アンド・ビルドも推進する。中長期的には直動機器の需要拡大が予想され、積極的な事業展開で収益回復基調を期待したい。

■株価は下値限定的

 株価は水準を切り上げて戻り歩調の形だ。目先的には第1四半期業績を嫌気する動きが優勢になる可能性もあるが下値限定的だろう。8月8日の終値は431円、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS5円51銭で算出)は約78倍、今期予想配当利回り(会社予想の2円で算出)は約0.5%、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS451円86銭で算出)は約1.0倍、そして時価総額は約23億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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