ギフティが急反発、第2四半期の売上高59%増など好感、法人向けは自治体による利用も拡大

■「giftee for Business」など好調、YGG社の業績も加わる

 ギフティ<4449>(東証プライム)は8月15日、急反発となり、午前10時30分には8%高の1510円(116円高)前後で売買され、約1か月ぶりに1500円台を回復している。デジタルギフトサービス「giftee」運営などを行い、14日午後に発表した第2四半期決算(2025年1~6月・中間期、連結)がYGG社(YouGotaGift.com Ltd.)の寄与も加わり売上高59%増、営業利益90%増などと大幅な増収増益になり、注目が再燃している。

 25年1~6月は、『giftee』サービスが個人の需要の着実な獲得により会員数242万人(前年同期比19万人増)となり好調持続。『giftee for Business』サービスは、eギフトをマーケティング等に利用する法人に加え、補助金や支援金の配付手段として活用する自治体による利用が増加し、利用企業・自治体(DP)数は1634社(前年同期比213社増)、実施案件数9019件(前年同期比1421件増)と好調だった。同社の事業特性として、「下期にかけて人件費等のコストが増加する構造上、上期は利益が出やすく、利益は高水準で進捗」(決算説明資料より)との傾向がある。12月通期の連結業績予想は全体に据え置いた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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