【株式市場】前場の日経平均は反発し387円高、半導体株や自動車株など強く銀行、不動産株なども高い

◆日経平均は4万3036円46銭(387円20銭高)、TOPIXは3085.32ポイント(27.37ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は10億7238万株

 8月15日(金)前場の東京株式市場は、米金利上昇を映した円安、4~6月GDP速報値の5四半期連続プラス、トランプ・プーチン会談での「経済協力や軍縮条約の可能性」(ブルームバーグニュース)などが買い安心感につながり、日経平均は反発。午前11時過ぎに397円高(4万3046円)まで上げて前引けとなった。ホンダ<7267>(東証プライム)が反発など自動車株が高く、レーザーテック<6920>(東証プライム)は続伸など半導体関連株にも高い銘柄が目立ち、日本取引所G<8697>(東証プライム)は株式市場の活況に加え外資系証券による目標株価の引き上げを受けて大幅出直り。みずほFG<8411>(東証プライム)は5日続けて年初来の高値を更新。ソフトバンクG<9984>(東証プライム)は最高値を更新した。

 アミューズ<4301>(東証プライム)が急伸しサザンや星野源など好調などによる業績予想の大幅増額を好感。大盛工業<1844>(東証スタンダード)は7月決算への期待強いと連日高値。メンタルヘルス<9218>(東証グロース)は一時ストップ高となり中間決算の黒字転換など受け2日連続大幅高。

 東証プライム市場の出来高概算は10億7238万株、売買代金は2兆8367億円。プライム上場1622銘柄のうち、値上がり銘柄数は670銘柄、値下がり銘柄数は887銘柄。

 東証33業種別指数は25業種が値上がりし、銀行、非鉄金属、保険、電力ガス、その他金融、情報通信、石油石炭、不動産、輸送用機器、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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