【マーケットセンサー】日経平均株価、連日の史上最高値更新、市場の関心は銀行株とコメ関連株へ

■円安、米利下げ期待を背景に、夏枯れなき東京株式市場

 8月18日後場の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、取引時間中と終値で共に2日連続の史上最高値を更新した。為替相場の円安や米国の9月利下げへの期待感が引き続き相場を押し上げる材料となった。日経平均は一時、前週末比457円高の4万3835円まで上昇する場面も見られた。市場では季節的に取引が手控えられやすい「夏枯れ相場」も意識されていたが、力強い値動きが続いている。

 史上最高値圏で推移する中、市場の物色の矛先は「2K株」と称される銀行株とコメ関連株に向かいつつある。これらの銘柄は、株価収益率(PER)や株価純資産倍率(PBR)が低く、配当利回りが高いなど、投資採算の面で出遅れ感が指摘されていた。メガバンクをはじめとする銀行株では、業績の上方修正や自己株式取得、業界再編への思惑などが銘柄選別のポイントとなる。コメ関連株においても、物色の裾野が広がる可能性が期待される。

 相場の上昇が続く局面では、株式を保有していないことによる機会損失、いわゆる「持たざるリスク」が投資家の間で強く意識される。そのため、これまで買い遅れていた投資家や、盆休みを終えた投資家の資金流入も想定される。ディフェンシブな側面も併せ持つ「カネ(K)」の銀行株と「コメ(K)」のコメ関連株は、こうした市場環境下で引き続き注目を集めることになりそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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