
■能登半島地震の被災地医療体制を支援
OKI(沖電気工業)<6703>(東証プライム)は、8月22日、日本赤十字社 石川県赤十字血液センターに対し、献血運搬車1台を寄贈したと発表。これは、昨年1月に発生した能登半島地震の被災地支援と地域医療への貢献を目的とした活動の一環である。同社は1996年度より全国の赤十字血液センターへの寄贈を継続しており、今回で通算34台目となる。
今回の寄贈は、社員から募金を集める「OKI愛の100円募金」と会社からのマッチング・ギフトを活用して実施された。寄贈された車両は、輸血用血液の安定供給や医療現場を支える輸送体制の強化に役立てられる。また、近隣他県との血液在庫調整における緊急輸送用としても活用される。OKIは1964年に日本初の企業集団献血を実施して以来、社員による献血活動や「OKI愛の100円募金」を通じた車両寄贈など、多角的に日本赤十字社の血液事業を支援してきた。
8月22日に石川県赤十字血液センターで行われた寄贈式典には、OKI北関東・北信越支社長の工藤季之氏が出席し、挨拶を述べた。同センター事業部長の作田和繁氏からは謝辞が贈られた。その後、OKI広報・プロモーション部長の浅沼秀夫氏が作田事業部長へマスコットキーを贈呈した。寄贈された献血運搬車は、赤色灯とサイレンを備えた緊急走行車両であり、病院や血液センター間で血液製剤を安全かつ迅速に運搬するための専用車両である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)