中外製薬は急反発、同社創製の新薬候補で肥満または過体重の糖尿病患者の体重が減少、注目集まる

■米イーライ・リリー社が開発中の経口GLP-1受容体作動薬について発表

 中外製薬<4519>(東証プライム)は8月27日、急反発で始まり、取引開始後は6270円(259円高)まで上げ、年初来の安値圏から出直っている。同日朝、同社が創製し米イーライ・リリー社(Eli Lilly社)が開発中の新薬候補について開示し、注目が強まっている。「減量がより困難とされる肥満または過体重の2型糖尿病患者さんにおいて、最高用量群では平均22.9ポンド(10.4㎏)(10.5%)の体重減少」などを示したとした。

 同社が創製し、Eli Lilly and Company(Eli Lilly社、米国インディアナポリス)が開発中の経口GLP-1受容体作動薬orforglipronについて、2025年8月26日(現地時間)、肥満または過体重の2型糖尿病の成人を対象とする第Ⅲ相ATTAIN-2試験におけるポジティブなトップライン結果について、Eli Lilly社よりプレスリリースが発出された。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■環境要因は50%、漁獲圧は25%、状態空間モデルで初の定量評価  東京大学は11月1日、日本周辺…
  2. ■ドジャース、球団史上初の2年連続制覇  ロサンゼルス・ドジャースは、2025年MLBワールドシリ…
  3. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■金利環境改善が銀行株に追い風、逆張りの買いも有力視  今週の当コラムは、銀行株に注目することにし…
  2. ■「トリプル安」も怖くない!?逆張りのバリュー株ローテーションからは銀行株になお上値余地  「神風…
  3. ■気温急低下がシーズンストック相場発進を後押し  今週のコラムでは、バリュー株選好の別の買い切り口…
  4. ■「押し」のAI株より「引き」のバリュー株選好で厳冬関連株の先取り買いも一考余地  「押してだめな…
  5. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  6. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る