アイフリークモバイルが後場一段と上げ高値を更新、業績回復に加え次期政権の子育て支援策も期待

■後場2018年以来の高値に進む

 アイフリークモバイル<3845>(東証スタンダード)は9月11日の後場一段と強い値動きとなり、256円(24円高)まで上げて約3週間ぶりに直近の高値を更新し、2018年以来の高値に進んでいる。8月中旬に発表した第1四半期決算(2025年4~6月)は、前年同期比で連結・非連結の違いがあるものの、単純比較では各利益とも黒字に転換。さらなる回復への期待が折に触れて強まるようで、株価も再び強調相場となっている。

 売り上げの大半を占める「DX事業」の回復が進む。また、子ども向けYouTubeチャンネル『Popo Kids』(ポポキッズ)やデジタル絵本制作などの事業も行うため、直近は、石破首相の辞任表明を受け、次の政権で「少子化対策」「子育て支援」が一層拡充されるとの観測があり、事業に追い風の期待が出ている。この第1四半期は、売り上げの大半を占める「DX事業」で生成AIなど専門人材の育成を進め、その人材のプロジェクト参画によって、組織全体の競争力向上した。また、継続的な商流改善と単価交渉が利益に貢献した。「コンテンツ事業」ではデジタル絵本制作やAI絵本など、法人からの制作受注が順調に推移した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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