
■200超の人気キャラクターを解放、ファン主導の短編生成動画を実現
米ウォルト・ディズニー・カンパニーは12月11日、米OpenAIと、生成AI動画プラットフォーム「Sora」を巡る3年間のライセンス契約および戦略的提携で合意したと発表した。ディズニーは同契約により、Soraの初の主要コンテンツライセンスパートナーとなり、200以上のディズニー、マーベル、ピクサー、スター・ウォーズのキャラクターを活用した短編生成動画を、ファンが制作・視聴・共有できる環境を構築する。
■Sora初の主要ライセンスパートナーに、ChatGPTもDisney+へ
契約の下、Soraは衣装や小道具、象徴的な世界観を含むキャラクター素材を用い、ユーザー促成型のショートフォーム動画を生成する。これらのファンインスパイア動画の一部は、厳選された形でDisney+で配信される予定だ。出演者の肖像や声、実在人物の使用は含まれない。あわせてディズニーはOpenAIの主要顧客となり、同社APIを活用した新製品や体験を開発し、Disney+向けにChatGPTを展開する。
資本面では、ディズニーがOpenAIに10億ドルを株式投資し、追加取得に向けたワラントを受け取る。両社は、ユーザーの安全確保、クリエイターの権利尊重、違法・有害コンテンツの防止を柱とする「責任あるAI」への共通コミットメントを確認した。SoraとChatGPT Imagesは2026年初頭から、マルチブランドキャラクターを用いた制作を開始する予定で、創造的ストーリーテリングの新たな可能性を切り開くとしている。なお、同取引は最終契約の締結や必要な承認を条件とする。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)






















