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弁護士ドットコムの法律特化AI『Legal Brain』、司法試験で人間超えの正答率96.5%を記録
- 2025/11/13 08:34
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■難化した2025年度司法試験で国内最高水準の正答率を達成
弁護士ドットコム<6027>(東証グロース)は11月12日、同社の法律特化AI基盤技術『Legal Brain(リーガルブレイン)』が2025年度の司法試験(短答式)で正答率96.5%を記録し、受験者の最高得点167点を上回る175点中169点を獲得したと発表した。今年の試験は前年より平均点が約10点低下する難化傾向にあったが、同AIは法令や判例など専門知識を駆使して高精度な解答を示し、過去最高レベルの成果を実証した。
この結果を支えたのは、同社が構築した国内最大級の法律知識データベースと高精度な情報検索技術である。『Legal Brain』は出版社50社と提携し、専門書籍約2400冊や判例秘書に収録された30万件の判例を含む独自データベースを活用。自然言語処理を用いた独自のナレッジグラフ『Legal Graph』により、質問の文脈を理解して最適な根拠を提示できる点が特徴だ。汎用AIが生成文の出典を明示できないのに対し、同AIは全回答で法令・判例・書籍を根拠として提示しており、信頼性で優位に立つ。
同社は今後、司法試験で検証された精度を基に、『Legal Brain』の速度と知識拡充を進め、法務実務における検索・分析・判断を包括的に支援するとしている。AI技術の進化を通じて、誰もが正確で信頼できる法的知識にアクセスできる「リーガルの民主化」を推進する考えだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)























