ユカリア、博友会とパートナーシップ協定締結、提携病院は30施設に

■超高齢社会で課題深刻化、中小病院の持続可能性を後押し

 ユカリア<286A>(東証グロース)は9月16日、北海道赤平市に拠点を置く社会医療法人博友会とパートナーシップ協定を締結したと発表した。博友会は平岸病院(366床、赤平市)や北の峰病院(170床、富良野市)などを運営しており、今回の協定によりユカリアの提携病院は合計30施設となる。締結は同日の取締役会で決議され、協定調印も同日に実施された。

 日本の医療業界は超高齢化社会の進展に伴い、人材不足や中小規模病院の赤字経営、後継者難など深刻な課題を抱えている。ユカリアは「ヘルスケアの産業化」を掲げ、資金調達支援や購買、地域連携、施設建替え、DX推進など包括的な経営支援を行い、病院の持続可能な運営を後押ししてきた。一方、博友会は精神科医療を中心に地域医療を担ってきた実績を持ち、今回の協定はその経営基盤を強化する狙いがある。

 ユカリアは今後、全国規模で培った病院経営の知見やネットワークを博友会に提供し、地域医療構想に沿った最適な病院運営モデルの構築を目指すとしている。当期業績への影響は軽微と見込むが、中長期的には企業価値の向上に寄与すると説明している。今後も追加開示事項が生じた場合は速やかに公表する方針である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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