ダイレクトマーケティングミックス、サイヨウブを子会社化、取得総額15.8億円
- 2025/9/22 07:43
- IR企業情報

■歯科・医療分野の人材不足に対応、営業ソリューションと採用代行のシナジー強化
ダイレクトマーケティングミックス<7354>(東証プライム)は9月19日、採用代行事業を手掛けるサイヨウブの全株式を取得し、子会社化することを発表した。取得価額は株式取得15億円、アドバイザリー費用等8200万円を含む合計15億8200万円で、議決権所有割合は100%となる。株式譲渡実行日は10月1日を予定している。
同社は創業以来、アウトバウンドコールを核とした営業ソリューションを提供し、顧客のユーザー接点の拡大を支援してきた。サイヨウブは歯科医院を中心に医療、介護、美容といった人手不足の顕著な領域で採用業務代行を展開し、豊富な実績と独自ノウハウを持つ。今回の子会社化により、営業ソリューションと採用代行のシナジーを通じ、新規顧客獲得やサービス品質の向上を図る方針である。
サイヨウブは2011年設立、資本金800万円で、2024年8月期の売上高は3億1100万円、営業利益8500万円、当期純利益6100万円と堅調に成長している。ダイレクトマーケティングミックスは、自社の年間数千名規模の採用実績を活用し、サイヨウブの業務オペレーションや従業員定着率の強化に取り組む。なお、2025年12月期の連結業績への影響は精査中であり、必要に応じて速やかに開示するとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)