ホンダ、ブラジル二輪工場に約440億円投資、2029年までに生産能力拡大

ホンダ HONDA 7267

■デリバリー需要増で二輪市場拡大、工場設備刷新と工程最適化を推進

 ホンダ<7267>(東証プライム)のブラジルにおける二輪車生産・販売現地法人であるモトホンダ・ダ・アマゾニア・リミターダ(HDA)は10月2日、ブラジル二輪車市場の拡大に対応するため、マナウス工場に総額約16億レアル(約440億円)を投資すると発表した。投資期間は2026年から2029年までの4年間で、生産能力を現在の140万台から160万台に引き上げ、約350人の新規雇用を創出する計画である。

 HDAのマナウス工場は1976年に稼働を開始し、これまで累計3100万台以上を生産、ブラジル国内に加えて米国やメキシコなど17カ国へ輸出してきた。近年は個人の移動需要やデリバリー需要の高まりを背景に二輪車市場が急拡大しており、同社は工程の最適化や工場内物流の改善を進めることで、拡大する需要とモデルラインアップの多様化に迅速かつ柔軟に対応する方針を示した。

 一瀬新(いちのせ あらた)社長は「今回の新投資はブラジル市場や地域社会に対するホンダの信念を示すものであり、消費者ニーズへの対応と雇用創出を通じて事業基盤をさらに強化する」とコメントした。同社は従業員約9000人を抱え、今後も持続的な成長と社会貢献を両立させながらブラジル市場における存在感を高める方針である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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