三井住友カード、Vポイント運営のCCCMKを子会社化、アプリ統合とAI活用で利便性向上へ

■三井住友カードの出資比率55%に、2026年3月末までに実行

 三井住友フィナンシャルグループ<8316>(東証プライム)と傘下の三井住友カードは10月3日、『Vポイント』を展開するCCCMKホールディングスの資本再編と子会社化を発表した。三井住友カードがCCCMKHDの株式を追加取得し、同社を子会社とすることで、出資比率は三井住友カード55%、三井住友FG25%、CCC20%となる。併せて、社名は「Vポイントマーケティング株式会社」に変更し、代表者もCCCMKHD副社長の広田精吾氏へと交代する予定である。

 今回の再編により、『Vポイント』は「金融グループが主導する唯一の共通ポイント」として、SMBCグループの総合力を活かした事業戦略が展開される。アプリ統合による利便性向上や、決済・購買・金融データを活用したパーソナライズ提案の強化を通じ、ユーザー体験の質を高める。さらに、非金融分野への活用やエンターテインメントとの連携により、ブランド価値の向上も図る。AIエンジン「ユニバース」による高度分析を活かし、マーケティング効果の最大化にも注力する。

 加えて、データベースマーケティング事業の本格展開として、デジタル販促・広告の拡充やメーカー向けサービスの拡大を実施する。CCCグループとの連携も維持され、リテール店舗戦略の進化や「Olive」価値体験の場づくりを進める。金融とライフスタイルの融合によって、多様な顧客への新たな価値創造を目指す。再編は2026年3月末を目途に、関係法令の許認可取得を前提として進められる。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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