NVIDIA、次世代ロボティクス基盤を発表、ヒューマノイド開発加速へ

■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化

 NVIDIA(NASDAQ:NVDA)は10月3日、ロボティクス研究と開発を加速するため、3つの主要技術「Newton」「GR00T」「Cosmos」の新バージョンを発表したと公表した。これにより、ロボットのシミュレーション精度、複雑な指示への対応力、そしてトレーニング用データ生成能力が飛躍的に向上するとしている。NewtonはGoogle DeepMindやDisney Researchと共同開発された物理シミュレーションエンジンで、ヒューマノイドのような高度な関節動作やバランス制御にも対応可能であり、現在25万人以上の開発者が活用を進めている。

 同時に発表されたGR00T N1.6は、視覚・言語・行動を統合した「リーズニング」モデルで、曖昧な指示を分析し、多様な物理タスクに一般化できる特徴を備える。GR00Tに統合されるCosmos Reasonは、Hugging Faceでも公開予定であり、100万件以上のダウンロードを記録。また、GR00Tモデルに対応する物理AIデータセットのダウンロード数も480万回を超えており、業界の注目度の高さを示している。NVIDIAはさらに、GR00Tのスキル学習評価向けに「Isaac Lab‐Arena」も公開予定で、ロボット技能のシミュレーション検証環境を整備する。

 あわせて、NVIDIAは高負荷のロボティクス開発を支援する新AIインフラも発表した。GB200 NVL72は最大72基のGPUを統合するラックスケール型システムで、クラウドでのトレーニングや推論を加速。Jetson Thorはロボット側でのリアルタイム推論を可能にする。これらの基盤はFigure AIやGoogle DeepMindなどが既に採用しており、研究開発から日常生活へのロボット実装に向けた動きが加速している。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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