マイクロアドが一時ストップ高、株主優待導入へ、個人投資家拡大と流動性向上狙う

■25年9月期は営業利益倍増も純利益は特損で減益

 マイクロアド<9553>(東証グロース)は11月14日、株主優待制度の導入を発表した。初回基準日は2026年3月末とし、以降毎年3月末日および9月末日時点で株主名簿に記載された800株以上保有の株主を対象に、各7000円分・年間1万4000円分のデジタルギフトを贈呈する。個人株主の拡大や株式保有促進を狙い、同社株式の投資魅力向上と出来高・流動性向上を期待する。贈呈品はAmazonギフトカードやQUOカードPayなど、WEB上で希望商品を選択できる。

 また同日発表の2025年9月期連結決算は、売上高156億7000万円(前期比14.3%増)、営業利益6億1300万円(同99.4%増)と大幅増益となったが、投資有価証券評価損等の計上により純利益は1億9500万円(同31.0%減)だった。2026年9月期は売上高174億4400万円(同11.3%増)、営業利益8億1500万円(同33.0%増)、純利益6億6300万円(同約3.4倍)を見込み、データプラットフォーム「UNIVERSE」による需要取り込みと収益力改善を推進している。

■株主優待導入と増益見通しを好感し一時ストップ高

 株価は17日、株主優待制度の導入と26年9月期の大幅増益予想を受けて買いが殺到し、一時ストップ高の576円を付けた。流動性向上や個人投資家取り込みへの期待が強く、直近の上昇基調に拍車がかかった格好だ。PERは23倍台と割高感もあるが、事業拡大と株主還元強化の評価が勝り、当面は好材料が株価を支える展開となりそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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