パナソニック、ベトナム洗濯機累計500万台、世界供給拠点に成長
- 2025/11/17 12:18
- IR企業情報

■省エネ・除菌機能強みにグローバル展開を加速
パナソニック ホールディングス<6752>(東証プライム)傘下のパナソニック くらしアプライアンス社は11月17日、パナソニックAPベトナム有限会社での洗濯機累計出荷台数が2025年9月末時点で500万台に達したと発表した。2013年に生産を開始し、R&Dセンターを設置してベトナム発の製品開発を推進してきた。現在は東南アジアをはじめ、中東、オセアニアなど広域に向けたグローバル生産拠点の一つとして成長した。
同社は縦型洗濯機の開発・生産から事業を拡大し、2016年には農村地域の環境に対応した機種や専用コースを搭載した製品を投入した。2020年には優れた省エネ性能で「Most Energy Efficient Products 2020 Award」を受賞したほか、銀イオン除菌「Blue Ag+」などベトナム初の機能を相次ぎ搭載し、高品質と信頼性を武器にベトナムの縦型洗濯機トップメーカーへと成長した。
さらに都市化や節水意識の高まりを背景に、ドラム式洗濯機・洗濯乾燥機の需要が拡大する中、同社は2018年に開発に着手し、2020年に現地ニーズを反映したモデルの生産を開始した。2022年発売のプレミアムモデル「CARE+ EDITION」はデザイン性と独自機能が評価されシェアを伸ばしている。同社は今後も東南アジア、中東、オセアニアの生活様式に即した快適な洗濯スタイルをベトナムから提案し、豊かな暮らしの実現に寄与する方針である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)






















