マクセルの画像処理技術、侵入車両AI検知に初採用、高速道路誤侵入をリアルタイム検知

■中日本ハイウェイ・エンジニアリング名古屋の新システムで実装

 マクセル<6810>(東証プライム)は11月17日、高速道路工事規制領域への誤侵入車両を検知する侵入車両AI検知システム「Highway Ai-MONITOR」に同社の画像処理技術が採用されたと発表した。同システムは、中日本高速道路株式会社のグループ会社で保全点検業務を担う中日本ハイウェイ・エンジニアリング名古屋株式会社が11月20日から受注開始を予定しており、社会インフラ分野でマクセル技術が採用されるのは初めてとなる。近年、工事現場への一般車両の誤侵入事故が増加しており、安全確保の課題に対応するため導入が進む。

 「Ai-MONITOR」はエッジAIによる画像認識技術を活用し、工事規制領域への異常な車両侵入をリアルタイムで検知し、作業者へ通知することで迅速な退避を促す。現場での実証では可搬性や設置・操作性が評価され、夜間使用への要望が高まっていた。マクセルは委託を受け、業務用プロジェクターで培った映像処理技術「ACCENTUALIZER」をベースとした前処理技術を提供し、逆光環境下でも認識性能を維持しつつ、軽量AIモデルによるリアルタイム処理を実現した。この技術により夜間でも高精度の検知が可能となった。

 「Ai-MONITOR」は11月20日に開催される「イノベーションNAGOYA 2025」で展示され、同日より受注開始予定である。マクセルは今後も高速画像処理技術の活用により、インフラ維持管理の高度化に貢献する姿勢を示している。なお、「Highway Ai-MONITOR」は中日本ハイウェイ・エンジニアリング名古屋の登録商標、「ACCENTUALIZER」はマクセルの登録商標である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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