エコモット、札幌市でエッジAI路面解析実証開始、予防保全で維持費削減へ

■ドライブレコーダー映像をAI解析、ひび割れ・ポットホールを即時検知

 エコモット<3987>(東証グロース・札証アンビシャス)は11月21日、札幌市と連携し、道路損傷を自動検知するエッジAI路面解析ソリューションの実証実験を開始したと発表した。同システムは、通信型ドライブレコーダー映像をAIで解析し、ひび割れやポットホールをリアルタイムで検知する仕組みを備える。さらに、クラウドへのデータ蓄積と可視化機能を備え、ひび割れ率やIRIなど舗装点検の重要指標を効率的に算出することで、道路状態を時系列で把握できる点が特徴である。

 同システムは、国土交通省中部地方整備局の現場ニーズ案件に選定された実績を持ち、実証を重ねた改良版として札幌市で展開される。札幌市は降雪と融雪による道路劣化が激しい地域であり、凍結と解凍の繰り返しがひび割れやポットホールの発生リスクを高めている。今回の実証では、既存の道路点検データとの照合や冬季データの分析を通じ、AI精度の向上を図る方針である。損傷箇所の早期特定により、事故防止や通行障害の未然回避が期待される。

 実証は降雪前の2025年11月から開始され、冬季以降に検証フェーズへ移行する予定だ。道路インフラは老朽化が進んでおり、維持管理・更新費の増加が全国的な課題となっている。エコモットは、予防保全型管理への転換を後押しすることで、維持費負担の低減に貢献し、AIとIoTを活用した安全・持続可能な都市づくりを支援するとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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